2006年03月18日

If Only You Were Lonely / Hawthorne Heights (#3, 06/3/11)

IfOnlyYouWereLonely.jpg

Sales: 114,000
オハイオ州出身のバンド。インディでアルバムを1枚出しただけだが、ワープト・ツアーへの参加などを経てインディのバンドとしては破格のセールスを記録してきた。今回はニーヨのアルバムと発売がかぶるのがわかると、ニーヨのアルバムの売り上げ妨害と自分たちのアルバムを買うことをファンに呼びかけ、その結果が全米チャート3位という戦果に結びついた。
どちらかというと青臭いと言っていいぐらいのメイン・ボーカルと、叫びまくるサブ・ボーカルという構成はここ数年の流行パターン通り。まあ世間ではスクリーモと呼ぶのだろうが、ギターがうるさくてボーカルがひとり叫んでるティーン・ロックだ。位置づけとしてはテイキング・バック・サンデーやサーズデーの後輩か。その両バンドも全米レベルではまだブレイクしたばかりなので、ちょっとこいつらは成功が早すぎるんではないかという気はする。実際のところまだまだ荒削りなところが目立つ。叫ぶのが役目だからと意味もなくスクリームしてみました的なサブボーカルはウザいし、曲は全体的に暗い。確かに素人として眠らせておくにはもったいないぐらいの才能ではあるが、このジャンルの良質なバンドを一通り聴き尽くした人だけが聴けばいい代物だろう。
posted by しんかい at 18:33| Comment(1) | TrackBack(0) | Rock: パワーポップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

Lights & Sounds / Yellowcard (#5, 06/2/11)

LightsAndSounds.jpg

Sales: 90,000
こういう音楽を「エモ」と呼ぶのはどうも昔から抵抗があって、ポップ・パンクとか呼んでみたりはしたものの、実はしっくり来るのは12年ぐらい前に別種の音楽を指していた「パワーポップ」という言葉のような気がする。まあ、アタリスとかこのイエローカードの場合は「青春パンク」でもいいような気はする。
デビュー作「Ocean Avenue」がかなり評判になっていたので、今回は堂々トップ5に初登場。おんなじようなバンドがぞろぞろ居る中で、彼らはメンバーにヴァイオリニストがいるという、かなりはっきりした個性を持っている。嫌味にならない程度にアクセントとして絡んでくるヴァイオリンは確かに効果的で、メロディアスな彼らの楽曲に絶妙にマッチする。若い勢いでパンパンにはち切れそうだったデビュー作に思い入れるあまり本作は物足りない、と評する声が多いが、このバンドらしさを本当に表現しきれているのはむしろ、叙情的な味の加わった本作ではないかとも思える。
前半はとにかく疾走感と甘酸っぱいメロディで爽やかに突っ走る。気恥ずかしさを通り越して壮快。中盤ぐらいからミディアムテンポの曲が多くなり、ウィーザーのようだったり、もっとメロウだったり。うーん。バンドが成熟すればこういう音になっていくのは避けられないが、それにしてもちょっと、セカンドアルバムでこれはまだ早いか。青臭い青春ロックなんて今のうちしか許されないんだから、今のうちにこっぱずかしさ全開の爽やか作品を出しておくべきかな。背伸びして大人びたことをやりたい年頃だろうけど。
posted by しんかい at 00:18| Comment(0) | TrackBack(1) | Rock: パワーポップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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