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まあだいたいこの手のバンドのピークは3年ぐらいなわけで、彼らだけが例外的にいつまでもスゴい作品を出し続けてくれるんだなどと勝手な期待をしてはいけないのだが、一時期のカリスマ性は凄いものがあっただけに、こういう姿になってしまった彼らを見るのは辛いものがある。
ベスト盤を出して一区切りついて、ギタリストが脱退して、やってる音楽が決して時代の主流の音ではなくなり、彼らにとって厳しい環境の中でリリースされた作品。もうやることはやり尽くしてしまっており、このアルバムには何一つ目新しいところはない。ただ、それにしては頑張ってる、と評価すべき作品でもある。「なんか聴いたことがあるような曲」が並ぶのは事実だが、出来は悪くない。半分以上の曲でマトリックス(アヴリル・ラヴィーンやらヒラリー・ダフやらを手がけてきてる、あのマトリックス)が絡んでるという情報は悪夢のようだが、実は聴いてみて違和感はない。ファンキーな「Liar」では「Life Is Peachy」の頃のあの咆哮まで聴かせてくれる!
普通ならぐっと落ち目になって解散してもおかしくないタイミングだが、22万も売れて3位というのは充分に支持されてると言える数字だし、リンプ・ビズキットの急激な飽きられ方と比べると、KoRnってのは忠実なファンをたくさん持ったバンドなんだなーと思う。それにしてもジャケはキモい。
なお日本盤は「セキュアCD」なるプロテクトがかけられており、MacやiPodで再生できない(公称)のはもちろん、普通のCDプレイヤーでも再生できなかったという報告も中にはあるので要注意。


