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なんだか若者の音楽の区別がつかないオヤジみたいな発言でいやだが、本当に近頃の若者へのアッシャーの影響力の大きさには恐れ入る。こないだも「アッシャーみたい」を連呼しながらアルバムを紹介したが、このニーヨも、歌い回しも声質も似ている。自分で曲を書けるというのは大きいが、クリスティーナ・ミリアンやアシャンティの例を見ても、「もともと裏方でソングライターとして活躍していた才能に溢れる逸材」が必ずしもシンガーとしても長く成功するとは限らない。
と一通り否定的なことを書いたあとで。70年代ソウルのようなブルージーで重厚なイントロの「Get Down Like That」には素直にシビレた。軽い声質なので「Lovely Day」のイントロっぽい「It Just Ain't Right」みたいに軽めのアッパーな曲だとすごく映える。「Sexy Love」のように、普通ならもっとイヤらしいクワイエット・ストームな音作りにしそうな曲も、クーリーダンス風でズンズンと腹に響く重低音ビートに仕上げてるあたり、普通にレゲエを聴いて育った新世代という感じはする。平均点以上の曲ばかりが並んでいる、高品質な作品ではあるが、華には欠けるか。






